1日に1社ずつ紹介している「ディスクゴルフのメーカー」。7社目は、フィンランドで生まれた Discmania(ディスクマニア)です。パターの P2 やドライバーの DD3 など、英字と数字の短い名前のモデルで知られています。
Discmania はどんなメーカーか
公式の「About Us」と、Originals・Evolution・Active の各ページから、確かめられた事だけを並べます(2026-10-19 に読みました)。
- 2006 年に、フィンランドのタンペレで生まれた(About Us のページの画像に「Founded 2006, Tampere, Finland」とあります)
- 目指す姿は「世界をリードするディスクゴルフの会社」(同じページの画像)
- 使命は「わくわくする質の高い品物と体験を世界中の人に届けて、ディスクゴルフの進化を速めること」。そして「毎年、新しい国にディスクゴルフを持ちこみ、世界のスポーツにすること」(About Us)
- 大事にしていることは4つ:新しさ・粘り強さ・国をこえること・開かれていること(同)
- 合いことばは「Reinvent Your Game」(あなたのゲームを作り直そう)。ディスクの刻印にもこの文字が入っています(上の写真)
- 2006 年からの定番の並び「Originals」は、今はスウェーデンにある自分たちの最新の工場で作り直している(公式の Originals のページ)
3つの並び:Originals・Evolution・Active
Discmania のディスクは、公式の売り場で大きく3つの並びに分かれています。
| 並び | 公式の説明 | 主なプラスチック |
|---|---|---|
| Originals | 2006 年からの定番の並び。P2 パターから DD3 まで、全部の種類がそろう | D-Line・S-Line・C-Line |
| Evolution | 2019 年に出た並び。作る技術とデザインを組み合わせ、新しさを中心に置く | Exo・Geo・Neo・Lux |
| Active | どの腕前の人にも向けた、Discmania でこれまでに無い安い値段の並び。値段が低くても質は低くない、とある | Active・Active Soft・Active Premium |
プラスチックの違い
公式の「Plastics」のページから、ふだんの売り場に並ぶ主なものをまとめます。値段は、公式の米国向けの売り場で 2026-10-19 に見た値です(米ドル)。
| プラスチック | 並び | 公式の説明 | 値段の例 |
|---|---|---|---|
| D-Line | Originals | Originals で一番安い。握りやすく、すり減って安定が弱まったら、ちがう安定のディスクとして使い回せる。かたさが Flex 1(一番やわらかい)・Flex 2・Flex 3(一番かたい)の3つ | P2 で $12.99 |
| S-Line | Originals | どんな天気でもよく握れて丈夫。木に何回か当たっても、飛び方が大きく変わらない | P2 で $20.99 |
| C-Line | Originals | 一番丈夫で、すり減るのがとても遅く、飛び方が長く変わらない。透ける見た目。ふつうは Discmania の中で一番安定が強い配合 | 確かめていません |
| Exo | Evolution | 標準のプラスチックで、やわらかい(soft)とかたい(hard)の2つ。特にやわらかい方が握りやすい | 確かめていません |
| Geo | Evolution | D-Line に近い。安く、投げやすく、ほどほどのすり減りに耐える | 確かめていません |
| Neo | Evolution | 半分透けるプレミアム。Evolution で一番丈夫でかたいが、少ししなる | 確かめていません |
| Lux | Evolution | 透けないプレミアム。どんな天気でも握りやすく、丈夫で飛び方が長く変わらない | 確かめていません |
| Active | Active | ベースのプラスチック。どんな天気でも握りやすく、少しずつすり減る | $8.99 |
| Active Premium | Active | 透ける丈夫なプラスチック。ふつうの Active より安定がはっきり強いことが多い | $14.99 |
- パターの P2 には、P2 だけの配合の P-Line もあります。公式の説明では「多くのプロがパターに好む、とてもかたい配合」で、売り場では Flex 1〜3 が $15.99 でした
- C-Line は公式のページで「一番丈夫」と書かれる一方、「ふつうは一番安定が強い配合」ともあります。同じモデルでも、C-Line は D-Line より最後に左へ(右投げのバックハンドの時)曲がりやすい、と読めます(推測です)
- このほか、光る Glow・色が混ざる Swirl・2色の Horizon・真珠のような Meta など、特別なプラスチックが多く並んでいます
主なモデルの公式の説明
公式の各モデルのページ(2026-10-19 に読んだ5つ)に書かれた数値と説明です。数値はスピード・グライド・ターン・フェードの順で、DiscPal の図鑑の数値と同じでした。
| モデル | 種類 | 数値 | 公式の説明 |
|---|---|---|---|
| P2 | パター | 2・3・0・1 | Discmania で一番人気のディスク。トップのプロにも、気軽に遊ぶ人にも好まれる。速くても遅くても安定して飛び、縁が握りやすい |
| MD3 | ミッドレンジ | 5・5・0・1 | 10 年にわたる定番のミッドレンジ。初めての人のバッグにも、プロのバッグにも入っている |
| FD | フェアウェイドライバー | 7・6・0・1 | 一番人気のフェアウェイドライバー。とてもまっすぐ飛び、グライドが大きい。初めての人は、まっすぐからやや安定した飛び方を好きになるはず、とある |
| PD | ディスタンスドライバー | 10・4・0・3 | 一番売れているモデルの一つ。上級者とプロ向けで、多くの人には最初は安定が強め。すり減るにつれていろいろな投げ方に使える |
| DD3 | ディスタンスドライバー | 12・5・-1・3 | 遠くへ飛ばすための看板のモデル。力のある上級者とプロ向け |
DiscPal の図鑑にある Discmania のディスク
DiscPal の図鑑には、Discmania のモデルが 15 型あります(2026-10-19 に図鑑の名簿で数えました)。数値は左から、スピード・グライド・ターン・フェードです。モデルの名前を押すと、図鑑のページが開きます。
ディスタンスドライバー(3 型)
フェアウェイドライバー(5 型)
ミッドレンジ(3 型)
パター(4 型)
最初の1つにするなら
- パターは P2:公式が「一番人気のディスク」と書くパターです。数値は 2・3・0・1 で、D-Line なら $12.99 でした(図鑑の P2)
- ドライバーは FD:スピード 7 のフェアウェイドライバーで、公式が「初めての人はまっすぐからやや安定した飛び方を好きになるはず」と書いています(図鑑の FD)。PD と DD3 は、公式が上級者とプロ向けとしているので、最初の1つには向きません
- プラスチックは D-Line か Active から:公式の売り場で、Active は $8.99、D-Line の P2 は $12.99 と、ほかのプラスチックより安い値でした。D-Line は Flex 1〜3 からかたさを選べます
- 速いドライバーから買わない方がよい理由は、最初の 1 本の選び方 にまとめています。ほかのメーカーは Innova・Discraft・Latitude 64・Dynamic Discs・Westside Discs・Kastaplast もどうぞ
よくある質問
Discmania はどこの国のメーカーですか?
フィンランドのメーカーです。公式の About Us のページに「2006 年、フィンランドのタンペレで生まれた」とあります。定番の Originals の並びは、今はスウェーデンにある自分たちの工場で作っていると公式に書かれています。
Discmania の D-Line・S-Line・C-Line は何が違いますか?
公式の説明では、D-Line は一番安く握りやすいプラスチック、S-Line はどんな天気でも握れて丈夫なプラスチック、C-Line は一番丈夫で飛び方が長く変わらないプラスチックです。D-Line にはかたさの違う Flex 1〜3 があります。
Discmania の Evolution とは何ですか?
2019 年に出た Discmania の並びです。Exo・Geo・Neo・Lux などのプラスチックがあり、公式では Neo が一番丈夫でかたく、Lux はどんな天気でも握りやすいと説明しています。
Discmania で一番人気のディスクは何ですか?
公式の P2 のページに、P2 パターが「これまでで一番人気のディスク」と書かれています。数値は 2・3・0・1 です。