1日に1社ずつ紹介している「ディスクゴルフのメーカー」。3社目は、スウェーデンの Latitude 64(ラティチュード 64)です。Innova と Discraft は米国のメーカーでしたが、Latitude 64 は北欧から世界へディスクを出しているメーカーです。
Latitude 64 はどんなメーカーか
- 公式の会社紹介には、スウェーデンの Skellefteå(シェレフテオ)で生まれたメーカーだと書かれています。目標は「プレーヤーが楽しみ、力を出し切れるディスクゴルフの品を作ること」です
- 同じページによると、ディスクゴルフの品の開発と製造を Skellefteå で行っています。作っているのはディスクとプラスチックのほか、バッグ・バスケット(ゴール)・小物まで
- 公式の会社紹介には、作った年は書かれていません。この記事では、確かめられなかった年は書かないことにしました
他のブランドのディスクも作っている
Latitude 64 は、自分の名前のディスクだけでなく、ほかのブランドと組んでディスクを作っています。
- Dynamic Discs(米国):公式のプラスチックのページに「2012 年に Latitude 64 と組んでから」新しいディスクを出してきた、とあります。ディスクを作る時は Latitude 64 と一緒に、握りやすさ・丈夫さ・やわらかさを考えている、と書かれています
- Westside Discs(フィンランド):公式の会社紹介に、2009 年に Latitude 64 と組んで自分たちのディスクを作り始めた、とあります
Dynamic Discs と Westside は、この続きものでこの後それぞれ1本ずつ書く予定です。
プラスチックの違い
Latitude 64 の公式ブログ(2026 年 4 月 24 日)で、選手の Kristin Lätt がプラスチックの違いを説明しています。Latitude 64 のプラスチックは、大きく3つに分けられるそうです。
| 分け方 | 名前 | 公式ブログの説明 |
|---|---|---|
| レトロ | Retro | 新しくはじめる人のためのプラスチック。お手ごろで、初めての人にやさしく、使ううちになじむのも早い |
| パター用 | Zero Soft・Zero Medium・Zero Hard | 主に硬さが違う。握りやすく、パットや寄せに向く。減りは早いが、寒い日や雨の日も握りやすい |
| プレミアム | Opto・Gold Line ほか | 強く投げても丈夫。Opto はとても丈夫で、透き通った色。Gold Line は Opto と同じくらい丈夫で、握りやすくするための材料を足している |
- 同じブログには、プレミアムの新しいプラスチックとして Royal の Grand と Clear も紹介されています。Clear はガラスのような見た目で、少し硬めの分だけ安定し、元の飛び方を長く保つ、と書かれています
- Moonshine(夜に光る)や Air(軽い)は別の分け方ではなく、今あるプラスチックを、夜のラウンドや軽さなどの好みに合わせて変えたもの、とあります
- ブログには「同じ型でもプラスチックが違うと、飛行数値が同じでも、同じ腕の速さで投げて全く同じには飛ばない」とも書かれています
DiscPal の図鑑にある Latitude 64 のディスク
DiscPal の図鑑には、Latitude 64 のモデルが 16 型あります(2026-10-14 に図鑑の名簿で数えました)。数値は左から、スピード・グライド・ターン・フェードです。モデルの名前を押すと、図鑑のページが開きます。
ディスタンスドライバー(3 型)
| モデル | スピード | グライド | ターン | フェード |
|---|---|---|---|---|
| Ballista Pro | 14 | 4 | 0 | 3 |
| Grace | 11 | 6 | -1 | 2 |
| Sapphire | 10 | 6 | -2 | 1.5 |
フェアウェイドライバー(5 型)
ミッドレンジ(2 型)
パター(6 型)
Latitude 64 には、宝石の名前が付いたモデル(Diamond・Jade・Sapphire・Ruby など)と、Grace・Hope・Mercy・Saint のような言葉の名前が付いたモデルがあります(図鑑の名簿から DiscPal が読んだものです)。
最初の1つにするなら
- River:公式のページでは、グライドが大きく、全力で投げなくても距離が出るフェアウェイドライバーと紹介されています。同じページのよくある質問には、スピードとグライドのおかげで多くの新しいプレーヤーにも扱いやすい、とあります。数値はスピード 7・グライド 7・ターン -1・フェード 1 です(図鑑の River)
- 軽いディスクから始めたい人へ:Latitude 64 には「Easy-to-Use」という軽いディスクの並びがあります。公式のページには、軽いディスクは速度に乗せるための力が少なくてすむ、とあり、初めての人・これから伸びる人・腕の速さに自信のない人に向いている、と書かれています
- 速いドライバーから買わない方がよい理由は、最初の 1 本の選び方 にまとめています。子ども向けの軽いディスクの話は、家族でディスクゴルフ に書きました
よくある質問
Latitude 64 はどこの国のメーカーですか?
スウェーデンのメーカーです。公式の会社紹介には、Skellefteå で生まれ、今もそこでディスクゴルフの品を開発・製造していると書かれています。
Latitude 64 の Retro と Opto は何が違いますか?
公式ブログの説明では、Retro はお手ごろで初めての人にやさしいプラスチック、Opto はとても丈夫で透き通った色のプレミアムのプラスチックです。一番の違いは丈夫さです。
Dynamic Discs や Westside のディスクも Latitude 64 と作っているのですか?
Dynamic Discs の公式ページには 2012 年から Latitude 64 と組んでディスクを作っているとあり、Westside Discs の公式ページには 2009 年に Latitude 64 と組んで自分たちのディスクを作り始めたとあります。
Latitude 64 で初めての人に向いているディスクは?
公式のページで、River は多くの新しいプレーヤーにも扱いやすいフェアウェイドライバーと紹介されています。軽いディスクの並び「Easy-to-Use」も、初めての人に向いていると書かれています。