ディスクゴルフは、小さな子どもから大人まで同じコースを回れるスポーツです。日本ディスクゴルフ協会(JPDGA)も「年齢や性別を問わず楽しめる生涯スポーツ」と紹介しています。
ただ、大人と同じディスクを子どもに渡すと、重くて思うように飛ばないことがあります。また、多くのコースは公園の中にあり、散歩の人や遊んでいる子どもと場所を分け合っています。
ここでは、子どもと回る時に知っておきたい「ディスクの重さ」と「コースでの気くばり」を、メーカーと協会の公式ページで確かめた事だけで並べます。ページは 2026 年 10 月 8 日に開いて確かめました。
1. 子どもには軽いディスクを
ゴルフディスクは、公園で遊ぶ一般的なフライングディスクより小さく、重いのが特徴です。Innova の日本の代理店(HERO DISC)のガイドには「一般的なものが100g前後なのに対しゴルフディスクは130g~150g」とあります。
子ども向けには、さらに軽いディスクがメーカーから出ています。公式のページで確かめた重さは次のとおりです。
| メーカー | シリーズ | 重さ | 公式の説明 |
|---|---|---|---|
| Innova | EDGE のディスク(Leopard・Polecat・Shark・Skeeter) | 135g 以下 | 6〜12 歳の子どもが EDGE(学校などで子どもにディスクゴルフを教える非営利の取り組み)で使うために作られた |
| Innova | 150 クラス(Archangel・Aviar・Leopard・Sidewinder・Valkyrie など) | 150g(150 クラス) | 年上の子どもにもよい選択。若いプレーヤーや始めたばかりの人に向く |
| Discraft | Lightweight Jawbreaker(Challenger・Buzzz・Scorch) | 110〜130g | 若いプレーヤーや、腕の振りがまだ速くない人に向けたもの。もとは 2023 年のキッズセットとして出た |
Innova の FAQ は、始めたばかりの子どもには「いろいろなディスク、とくにスピードの速いディスクを試したくなる気持ちをこらえて」と書いています。最初はパターやミッドレンジのような、ゆっくり飛ぶ種類を1本か2本にしぼるのがよさそうです。
Infinite Discs のブログ(2026 年 9 月 28 日)も「軽いディスクは速く投げやすく、始めたばかりの人はまず軽いディスクを」としています。これは大人の初心者にも当てはまります。
最初の1本の選び方は、DiscPal の 最初の 1 本の選び方:遠くへ飛ぶディスクから買わない にもまとめています。
2. 投げる前に、前と横を見る
discgolf.com(Disc Golf Association)の「レクリエーションのためのルール」には、安全について次の1行があります。
- プレーヤーやほかの公園の利用者が届く範囲にいる時は、決して投げない
子どもは、ディスクが飛んでいく先を見ずに投げてしまうことがあります。家族で回る時は、投げる前に「前、よし」と声に出して確かめる、と決めておくと覚えやすくなります(これは編集部の提案です)。
同じページには、公園のほかの利用者に道をゆずることも書かれています。散歩の人や小さな子どもがコースを横切っている時は、通り過ぎるまで待ちます。
3. 投げる人の後ろで、静かに待つ
同じルールのページにある、まわりへの気くばりは次のとおりです。
- ほかの人が投げている時は静かにし、むだに動かない
- 投げる人の後ろに立ち、投げ終わるまで待つ
- ホールを終えたら、ゴールからディスクを取り出す
- 自分たちより速い組がいたら、できる時は先に行ってもらう
- ごみは拾って、決まった場所へ捨てる
- 木や茂みなど、コースに手を加えない
「投げる人の後ろに立つ」は、子どもの安全にもそのまま役立ちます。投げる人より前に出ないことを、最初のホールで一緒に確かめておくと安心です。
家族で回ると、どうしてもゆっくりになります。後ろの組が待っているのに気づいたら、声をかけて先に行ってもらいましょう。投げる順番や前の組を待つ話は、ディスクゴルフのマナー:投げる順番・前の組を待つ・通る人への気くばり にくわしく書いています。
4. 回る前に、コースのことを確かめる
コースによって、料金・ディスクの貸し出し・開いている時間がちがいます。子どもの料金があるかどうかも、コースごとに確かめてください。
- 近くのコースは DiscPal のコース一覧 で探せます
- 料金や貸し出しの例は ディスクゴルフはいくらかかる? にまとめています
スコアのつけ方は、ディスクゴルフのスコアのつけ方 を見てください。子どもと回る時は、スコアよりも「何回でゴールに入ったか」を一緒に数えるだけでも十分に楽しめます。