Discraft のパター Luna(ルナ) には、表面に溝のある UltraLuna(ウルトラルナ) という仲間がいます。名前も形もよく似ているので「何が違うの?」と迷う人は多いはずです。メーカーと販売店のページで確かめられたことだけを並べます。
Luna はどんなディスクか
- Paul McBeth のシグネチャーラインで最初のパターで、McBeth 本人が使う主力のパター(Infinite Discs の説明)
- ビード(裏のふちの出っぱり)の無い、ビードレスのパター
- Discraft は「モダンでニュートラルに飛ぶパット・アプローチ用」と説明しています
- PDGA の承認は 2018 年 12 月 28 日(Discraft の Luna Battle Pack のページ)
UltraLuna は何が足されたか
UltraLuna は、Luna に UltraStar 風のフライトリング(表面の同心円の溝) を付けたものです。UltraStar は Discraft のアルティメット用のディスクで、Discraft は「アルティメットの基準」と紹介しています。
- Discraft の言葉では「信頼している Luna に、実験的な UltraStar のフライトリングを付けたもの」
- 溝は「指に触れる感触を足し、リリースをきれいにし、グリップを高める」とされています
- PDGA の承認は 2025 年 10 月 27 日(同じページ)
数字で並べる
Infinite Discs(米国の販売店)のページに載っている値です。
| Luna | UltraLuna | |
|---|---|---|
| 飛行数値(スピード/グライド/ターン/フェード) | 3 / 4 / 0 / 2 | 3 / 4 / 0 / 1 |
| 直径 | 21.10 cm | 21.20 cm |
| 高さ | 2.00 cm | 2.10 cm |
| リムの深さ | 1.40 cm | 1.50 cm |
| リムの幅 | 1.10 cm | 1.00 cm |
| 最大重量 | 176 g | 175 g |
数字の上では、違いはフェードが 1 つ小さいことと、少し高く深いことです。ただし Luna の飛行数値は、販売店によって 3 / 3 / 0 / 3 と書いている所もあります(DG Puttheads のフライトチャート)。数字は目安として見て、手に持った感触で選ぶのがよさそうです。
「溝で飛びは変わるのか」はまだ答えが出ていない
Discraft はこの問いを、そのまま商品にしました。Luna Battle Pack です。
- もとは Anthony Barela の YouTube の企画。Barela が Luna だけを使って Paul McBeth と勝負するシリーズです
- 1 パックにディスクが 2 つ入っていて、中身は開けるまでわからないブラインドの形
- 付いている QR コードから、投げ比べた感想を送れる仕組み
- 価格は 1 パック 49.99 ドル。隠された「ゴールデンチケット」を引くと、McBeth と Barela との撮影ラウンドに招かれます
つまり、溝が飛びをどれだけ変えるかは、メーカー自身が「投げて確かめてほしい」としている段階です。手元に Luna がある人は、UltraLuna と同じ距離・同じ投げ方で投げ比べてみると面白いはずです。
DiscPal で見る
図鑑の飛行数値はメーカーの公表値をもとにしています。投げてみた感想は、図鑑のレビューに書いてもらえるとうれしいです。